藤木大地さん

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藤木大地さんからのコメント

ホームグラウンドがまたひとつ増えました。僕は奈良に、大和高田に何を残すことができるでしょう。人口60,000の街の、1,000席のさざんかホールが地域の広場として社会とつながり、みんなで豊かなハーモニーを奏でるお手伝いができたらうれしく思います。

そして、ここからシェアするよい音楽が世界からより注目され、文化とホスピタリティ薫る現代の都として、新しい旅人を魅了する日を楽しみにしています。

プロフィール

2017年、オペラの殿堂・ウィーン国立歌劇場にライマン『メデア』ヘロルド役で東洋人初のカウンターテナーとしてデビュー。
2012年、第31回国際ハンス・ガボア・ベルヴェデーレ声楽コンクールにてハンス・ガボア賞を受賞。同年、日本音楽コンクール第1位。
2023年、ボローニャ歌劇場にてグルック『クレーリアの勝利』マンニオ役でヨーロッパデビュー。
国内では、主要オーケストラとの公演や各地でのリサイタルがいずれも絶賛を博している。日本が世界に誇る国際的なアーティストのひとり。
洗足学園音楽大学客員教授。横浜みなとみらいホール初代プロデューサー(2021~2023)。

さざんかホールとの関わり

さざんかホールでは2022年1月の宝くじ文化公演での登場以来、みなとみらいクインテットとのコンサート、やまとたかだの第九公演に出演いただきました。音楽を通じた地域の活性化に向けた取り組みにもご協力いただくなか、今年度からさざんかホールでのプロデュース公演「めぐり逢う歌声」がスタートしました。先月開催したソプラノ歌手の田中彩子さんを迎えてのコンサートでは演奏曲の紹介や、トークを交えた親しみやすさ、子どもたちからのリクエスト曲を取り入れるなどの工夫でさざんかホールでしか聴けないコンサートとなり好評を博しました。

5月、6月には市内小学校で全4年生を対象としたアウトリーチ事業で、藤木さんとギタリストの猪居亜美さんによる「さざんかホール お出かけコンサート」を実施します。