コリネバクテリウム・ウルセランス感染症(ジフテリア様症状)

更新日:2022年01月21日

 平成30年1月10日付け厚生労働省より、コリネバクテリウム・ウルセランスによるジフテリア様症状を呈する感染症患者に関する情報について通知がありました。 今後、国内外において、犬や猫からの感染にご注意ください。

発生地域

国内および英国、フランスなど。

感染経路

感染した人、動物(犬・猫・牛など様々な動物)との接触や、感染した牛の生乳 から感染する。

主な症状

 基本的にジフテリアと似た症状が出る。呼吸器感染の場合、初期は風邪に似た 症状の後、咽頭痛、咳などとともに、扁桃や咽頭などに偽膜形成や白苔が見られる。呼吸器以外に頸部リンパ節腫脹や皮膚の病変の感染例もある。
 重篤な症状の場合には、呼吸困難などを示し、死に至ることもあります。飼育している犬や猫が咳やクシャミ、鼻水などの風邪様症状、皮膚炎、皮膚や粘膜潰瘍などあれば、早めに獣医師の診察を受けてください。
 ペットの犬や猫に症状が出ている場合、過度な接触を避け、世話をする際は手袋 やマスクをして触った後は手洗いをしましょう。また、ペットは早めに獣医師の 診察を受けるようにしてください。

予防と対策

ジフテリアトキソイドを含むワクチンの接種歴を確認し、必要時接種を考慮してください。 一般的に動物と触れあった後は、手洗いを確実に行いましょう。

参考外部リンク

この記事に関するお問い合わせ先

保健部 健康増進課

大和高田市西町1-45(保健センター内)
電話番号:0745-23-6661

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