ダニ媒介感染症

更新日:2022年01月21日

 平成30年6月1日厚生労働省の通知より、北海道において5例目のダニ媒介脳炎患者が発生したことが発表されました。ダニに咬まれないよう予防するとともに、咬まれた場合には医療機関で除去してもらいましょう。もし発熱等の症状が出た場合には、早期に医療機関を受診し適切な治療を受けることが重要です。

発生地域

北海道

感染経路

マダニは、ダニ媒介感染症(重症熱性血小板減少症候群(SFTS)、ダニ媒介脳炎、日本紅斑熱、ツツガムシ病、回帰熱、ライム病など)の原因となる病原体を保有していることがあり、ヒトはマダニに咬まれることでこれらの病気に感染

主な症状

共通する症状

発熱、倦怠感、関節痛、筋肉痛、髄膜炎、脳炎、痙攣、麻痺、意識障害、慢性遊走性紅斑、まれに心筋炎

潜伏期間

回帰熱やダニ媒介脳炎は、1週間から2週間以内、ライム病は、2週間

予防対策

マダニに咬まれないことが重要で、活動する春から秋にかけて注意が必要。

  • 肌の露出を少なくする(長袖、長ズボン、帽子、手袋、足を覆う靴を履く)
  • 明るい色の服を着る
  • 虫よけ剤を使用する

野外活動後は、すぐに入浴してマダニに咬まれていないかを確認すること。

マダニに咬まれてしまったら…

  • 医療機関(皮膚科等)で処置(マダニの除去、洗浄など)してもらう。
     受診の際は、いつ、どこで咬まれたか、山などに行ったかを医師に伝えてください。
  • 数週間程度は体調の変化に注意しましょう。

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この記事に関するお問い合わせ先

保健部 健康増進課

大和高田市西町1-45(保健センター内)
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