インフルエンザ

更新日:2024年04月02日

インフルエンザの概要

感染のしくみ

感染した人の咳やくしゃみ等による飛沫感染と、ウイルスが付着したものをふれた後に、目、鼻、口をふれることで、感染する接触感染があります。

潜伏期間

1~3日

症状

突然の発熱、寒気、頭痛、関節痛、のどの痛み、下痢等

風邪とインフルエンザの違い

  風邪 インフルエンザ
症状 鼻水や喉の痛み等の局所症状 38℃以上の発熱、せき、のどの痛み、全身の倦怠感、関節の痛み等の全身症状
流行の時期 1年を通して感染することがある 1月~2月が流行のピークだが、5月頃まで散発的に流行することがある

 

予防と対策

1.外出時、マスクを着用する

人ごみを避けたり、不織布製マスクを毎日取り替えると効果的です。
咳・くしゃみの症状があれば、「咳エチケット」でマスクを着用しましょう。
鼻水・たん等を含んだティッシュは、すぐにふた付きのゴミ箱へ捨てましょう。

2.手洗い・うがいをする

帰宅時や鼻をかんだ後は、すぐに石鹸を使って、15秒以上手を洗いましょう。
手洗い後、アルコール製剤を使うと、より殺菌効果があります。
帰宅時や、のどに不快感がある時は、うがいをしましょう。
また、室内の湿度を保ち、換気も心がけましょう。

3.免疫力をアップ

食事はたんぱく質とビタミン、ミネラルを多めにバランスよく食べましょう。
十分な睡眠で疲れはその日のうちにとりましょう。

4.流行前のワクチン接種

予防接種は感染する可能性を減らし、感染した場合も重症化することを防ぎます。
ワクチン接種後、効果が出るまでに2週間程度かかりますので、余裕を持って早めに接種することが大切です。
ただし、ワクチンの効果が持続するのは一般的に5か月程です。

5.適度な湿度の保持

空気が乾燥すると喉の粘膜の防御機能が低下し、感染しやすくなります。
加湿器などを使用して、適切な湿度(50~60%)を保ちましょう。

症状が現れたら

流行期に症状が現れたら、早めに医師の診察を受けましょう。

発病したら

  • 安静にして、休養を取りましょう。特に睡眠を十分に取りましょう。
  • 水分を十分に補給しましょう。(お茶、ジュース、スープなど)
  • 外出を控え、無理をして学校や職場などに行かないようにしましょう。
  • 抗インフルエンザウイルス薬は、症状(発熱)が現れてから48時間以内に服用すると、ウイルスの増殖を効果的に抑制することができます。
  • 小児・未成年者が、インフルエンザにかかった際は、抗インフルエンザウイルス薬の種類や服用の有無にかかわらず、異常行動(例:急に走り出す、部屋から飛び出そうとする、ウロウロするなど)が報告されています。
    自宅で療養する場合は、少なくとも2日間は、保護者等は小児・未成年者を一人にしないでください。
    容易に住居外に飛び出さないために、玄関や全ての部屋の窓の施錠を確実に行い、ベランダに面していない部屋で寝かせてください。

参考資料

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