犬・ネコの飼い方とマナーの確認について
多くの人が動物に魅力を感じたとしても、すべての人が、好感をもつわけではありません。ペットを飼っている人は、今一度、フン尿、鳴き声、放し飼いなど、周囲に迷惑をかけていないか確認しましょう。
犬の散歩マナーについて考えましょう
フンは必ず持って帰りましょう
散歩中、「後始末がめんどうだから、ついついそのまま…」という人はいませんか。フンを持って帰ることは、飼い主としての最低限のマナーです。 「大和高田市ポイ捨ての防止等に関する条例」では、『何人も、自己の所有し、又は管理する犬等が公共の場所及び他人の占有する場所においてフンを排せつしたときは、これを放置してはならない。』と規定しています。 散歩の時は、必ず、ビニール袋等を携帯しましょう。
リードをつけて散歩しましょう

人通りの多いところでは、周りへの配慮としてリードを短く持つようにしましょう。
飼い主のいないネコにエサやりする前によく考えましょう
飼い主のいないネコにエサやりをはじめると…?
- 子ネコは半年で、次の子ネコを生むようになります。
- エサを求めて他の地域からもネコが集まってきます。
- 与えられたエサでは足りなくなってゴミを荒らします。
- 庭木で爪をといだり花壇で遊んだりします。
- フン尿の放置で悪臭がプンプン匂ったり、ハエなどの害虫も発生します。
エサだけではネコは幸せになれません。「自分が飼い主」という自覚と責任を持って、一生お世話をしましょう。
- 室内飼育に勤めましょう
- ネコ自身の安全を守り、他人への迷惑を防止できます。
- 数のコントロールをしましょう(避妊・去勢手術の実施)
- 不幸なネコを増やさないことが大切です。
- 尿スプレー(おしっこをあちらこちらにかけること)もおさまります。
- ネコに名札をつけましょう
- 世話をしていることを明らかにし、飼い主としての責任をはたしましょう。
(注意)このままでは、可哀相だと飼い主のいないネコにエサを与える方は、その優しい気持ちで飼い主になって飼育してあげてください。
飼い主のいないネコについて
TNR活動について
飼い主のいないネコについての苦情や相談が市に多く寄せられています。これらの問題に対して、市では飼い主のいないネコを増やさないための「TNR活動」を実施することが有効と考え、「公益財団法人どうぶつ基金」が行っている「さくらねこ無料不妊手術事業」に参加し、市民・ボランティア団体と協力しながら、飼い主のいないネコに不妊去勢手術を行う取組みを始めました。
TNR活動とは
TNRとは、Trap:捕獲し、Neuter:不妊去勢手術を行い さくら耳カットをして、Return:元の場所に戻す活動です。TNR活動を行うことにより、猫の数が増えない、糞尿のにおいが減る、発情の鳴声がなくなるなどの効果が期待できます。

「さくらねこ」とは?

不妊・去勢手術済のしるしとして、耳先をさくらの花びらのようにカットしたネコのことを言います。
この耳のことを、さくら耳と言います。
公益財団法人どうぶつ基金について
公益財団法人どうぶつ基金が不妊手術・ワクチン・ノミ駆除薬の費用を全額負担する「さくらねこ無料不妊手術事業」に参加し、地域猫活動を行うボランテイア団体等と連携してTNR事業を行います。「さくらねこ無料不妊手術事業」とは、飼い主のいない猫に対し「さくらねこTNR(Trap/捕獲し、Neuter/不妊去勢手術を行い、Return/元の場所に戻す、その印として耳先をさくらの花びらのようにV字カットする)」を実施することで、繁殖を防止し、「地域の猫」「さくらねこ」として一代限りの命を全うさせ、飼い主のいない猫に関わる苦情や、殺処分の減少に寄与する活動です。
更新日:2025年05月01日