「奈良演劇フェスティバルin大和高田」を主催 第10回本公演「瓜子姫とアマンジャク」
「奈良演劇フェスティバルin大和高田」を主催 第10回本公演「瓜子姫とアマンジャク」
- 開催日:平成13年6月9日(土曜日)~10日(日曜日)
- 開催場所:大和高田さざんかホール・大ホール
- 参加券
(2日間通し券、全席自由)- 大人1,000円
- 小・中学生500円
- 主催:大和高田市戯曲上演実行委員会、大和高田市、日本芸術文化振興会
- 後援:奈良県
- お問い合せ
大和高田さざんかホール内 文化振興課
0745-53-8200

演劇サークル「集」 北村想作「いっぽんのキ」より

夢歩行虚構団 だるままどか作・演出 「エターナル」

ワークショッププレイバックシアター
「Let's Watch」

劇団いかるが
「大工の家出」、「ふたりの恋と仕事」、「当世 和のこころ事情」

演劇グループ「五人会」
矢代静一作 「城館(しろ)」

大和高田市民劇団さざんか
木下順二作 「瓜子姫とアマンジャク」
プレイバックシアターとは
1975年、プレイバック・シアターはジョナサン・フォックスの手により、ニューヨークで生まれた即興劇の新しい形式です。
プレイバック・シアターは、JL.モレノのサイコドラマを基に、幅広い可能性を持ったワークショップとして生まれたが、新しいカウセリングのあり方として現在注目を集めています。
アメリカをはじめ、ヨーロッパ各国、ニュージーランド、オーストラリアなど世界の約30の国々で愛好者が活躍しており、日本には1984年に入ってきました。
今日では、ワークショップや、臨床の現場、企業内の教育研修、芸術やエンターテイメントとしてのパフォーマンスなど、広い領域で活動を行っています。
それらを通して創造性・自発性・感性豊かな自己表現・リーダーシップ能力・状況対応能力の開発に効果があると同時に深いレベルでの人間理解と心の開放がえられます。
プレイバック・シアターの構成要素
- コンダクター:ストーリーテラーから話を引き出し、場面構成をする人。
- ストーリーテラー:語り部。自分が過去に体験した出来事、夢、イメージする将来の姿など語る人。
- アクター:与えられた役を即興で演じる人。
- ミュージシャン:場を盛り上げるために音楽を即興的に奏でる人。
- 観客:プレイバック・シアターを鑑賞する人。
- ステージ:ストーリーを演じる場所。
- 小道具:布、楽器、椅子など。
プレイバック・シアターの形式(ワークショップ形式)
ウォーミングアップを丁寧に行いながら、初対面同士、バラバラのグループを徐々につながりをつけ、安心して自分を出せるよう安全な空間を作り上げていきます。
この中では、参加者全員がコンダクター、アクター、テラー、ミュージシャン、観客のどの役にも挑戦することができます。
グループとしてのまとまりができたころを見計らって、いよいよストーリーへと展開します。テラーは何を語ってもよく、コンダクターはテラーが何を語りたいのか、どのような場面を見たいのか、話を聞きながら、アクターに場面構成を指示し、後はアクターの自発性と独創性に任せます。
ウォーミングアップやワークの中で使われるゲームや技法の一つひとつが、アクターとして与えられた役のイメージをつくり、テラーの語った心理場面により近いものを、即興的に演じるための基礎学習になります。
コンダクターの役割は、全体を見渡しての時間配分、ウォーミングアップから始まる全体のながれ、参加者の心理状態の把握など、心理関係のワークショップにおけるファシリテーターの役割と、ストーリーの場合はテラーの一番語りたいところを引き出すカウンセラーであり、舞台の演出家の役目も担います。特に重いストーリーの時は心理面のフォローが必要となりますので心理臨床の知識も必要です。
更新日:2022年01月21日