第2回本公演「銀河鉄道の夜」
第2回本公演「銀河鉄道の夜」




作 | 北村 想 |
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演出 | 松本祐子(文学座) |
照明 | 大鳥 睦治(宏陽舞台) |
音響 | 中嶋 龍治(宏陽舞台) |
舞台監督 | 杉田 恭介(宏陽舞台) |
振り付け | 山中 慶子 |
演技指導 | 若松 泰弘(文学座) |
制作協力 | 蔭山 陽太(文学座) |
協力 | 文学座、宏陽舞台 |
主催 | 大和高田市 文化庁 奈良県 |
あらすじ
ケンタウルス祭の夜、貧しい少年ジョバンニの乗り込んだ列車はそのまま銀河に沿って天の野原をひた走っていく。
道づれはこの時すでに水死しているはずの親友カムパネルラ。ジョバンニのポケットにいつの間にか入っていた紙切れは、「本当は天上へさえ行ける切符だ。天上どこじゃない、どこでも行ける」大した通行券だったのだ。宇宙ロケットに頼るしかない大がかりな惑星間旅行よりも半世紀も早く、宮沢賢治は私たちの心を遙かなる無辺際の彼方にまで誘ってくれた。
さあ、私たちも北村想を通して、幻想の宇宙空間に旅立とう。それにしてもこの鉄道に乗り込むための銀河ステーションを、私たちはどこに見出せばよいのだろう。天の川のひととこにどかんと開いた大きなブラックホールは今もそのままなのだ。
更新日:2022年01月21日