小池寺門前地蔵石仏 (こいけでらもんぜんじぞうせきぶつ)

更新日:2022年01月21日

本瓦葺きの屋根と木材で建てられた小池寺の写真

この石仏は、鎌倉中期の特徴をもつ地蔵尊(じぞうそん)です。材質は凝灰岩、古墳の蓋(ふた)として用いられた石の内側に彫られています。したがって、その外側に縄掛け突起(なわかけとっき)が残っています。鎌倉時代に荒廃していた古墳の石材を使い、古墳被葬者(ひそうしゃ)の霊をとむらうとともに、地蔵尊を刻(きざ)むことで浄土往生(じょうどおうじょう)の願いを説いたのでしょう。

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