伊勢街道(いせかいどう)と「おかげ参り」

更新日:2022年01月21日

右側に石の灯籠がたち、その横に案内板がある伊勢大神宮の写真

 この街道は、大和盆地の中央を東西に貫いて、大坂(おおさか)、河内(かわち)、大和、伊勢をつなぐ古道で、初瀬(はせ)街道とも伊勢街道とも呼ばれました。街道には旅の道しるべとして、太神宮(だいじんぐう)の高灯蘢(たかとうろう)が置かれました。東から大和高田への入り口にあり、旅の道しるべとして、夕暮れ時には旅人がこの明かりを見て安堵(あんど)したと思われます。
 またこの街道は伊勢大神宮の「おかげ参り」のために多くの人々に利用され、その時期には沿道の人々が救済のための施行(せぎょう)を大いに行いました。
 現在、このおかげ参りに由来し、10月には「高田おかげ祭り」が開催されています。

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