米田信頼(よねだしんらい)の碑
米田信頼は、大正10(1921)年に推されて区長となり、地区の改善事業に力を尽くされました。浴場や簡易(かんい)水道を開き、道路の改修、暗渠(あんきょ)の敷設(ふせつ)、そして住宅建設にも努力されました。また当時の産業であった草履(ぞうり)の晒(さら)しが悪臭を放ち、地区内外で問題となっていたため、その改良の研究を県に要請もしています。米田氏は、水平社運動とは一線を画していましたが、区長として地区の現状を憂い、その発展、向上のために、地区の人々の願いを受け止め、その実現に尽力(じんりょく)した功績は大きいと言えます。当時の区内の有志により、米田氏の功績を称え、碑が建立(こんりゅう)されました。
この記事に関するお問い合わせ先
市民生活部 人権施策課 推進担当
大和高田市大字大中98番地4(市役所3階)
電話番号:0745-22-1101
お問い合わせはこちら
更新日:2022年01月21日