水痘(水ぼうそう)
病気の説明
水痘(水ぼうそう)は、水痘・帯状疱疹ウイルスに初めて感染した時にみられる急性の感染症で、直接接触、飛沫感染あるいは空気感染によって感染します。
ひとたび感染すると一生体の中に潜伏感染し、加齢や免疫が下がった時に活性化して帯状疱疹を発症します。
主な症状は、かゆみを伴う特徴的な発疹です。発熱を伴うこともあります。
発疹は斑点状の赤い丘疹(直径1cm以下の皮膚の隆起)から始まり、その後3日~4日は水疱(水ぶくれ)となり、最後はかさぶたとなって治癒します。
通常は1週間程度で自然に治癒しますが、治療により免疫機能が経過している方は重症になる可能性があります。
予防接種について
水痘(水ぼうそう)ワクチンは、ウイルスを弱毒化して作った生ワクチンです。
このワクチンを1回接種した方のうち約20%は、後に水痘(水ぼうそう)にかかることがあります。かかっても軽くすむとされていますが、確実に予防するために2回の接種を行います。
ワクチン名 | 水痘(水ぼうそう)ワクチン |
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標準的な接種時期※1 | 初回免疫:生後12か月~15か月未満 追加免疫:初回免疫接種後6か月~12か月 |
接種回数 | 初回免疫:1回 追加免疫:1回 |
接種対象年齢※2 | 1歳~3歳未満 |
※1:標準的な接種時期とは、病気になりやすい時期を考慮して定められた期間です。なるべくこの期間に予防接種を受けることをご検討ください。
※2:接種対象年齢とは、法律で定められた定期の予防接種の対象年齢です。接種対象年齢内に、定められた接種間隔で受けると無料で接種を受けることができます。対象年齢を過ぎた場合は、全額実費で受ける任意接種となりますので、ご注意ください。
(補足)追加免疫の接種は、標準的には初回免疫接種後6か月~12か月の間隔をあけて接種しますが、初回免疫接種後3か月から接種可能です。
ワクチンの副反応について
- 接種後30分間は子どもの様子を観察しましょう。高熱や異常な反応が現れた場合は、すみやかに接種医の診察を受けてください。
この記事に関するお問い合わせ先
保健部 健康増進課
大和高田市西町1-45(保健センター内)
電話番号:0745-23-6661
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更新日:2024年04月01日