新生児聴覚検査費用の助成について
以下の各種手続きは、市役所と場所が異なりますので、ご注意ください。
大和高田市健康増進課(保健センター)
〒635-0096 大和高田市西町1-45
電話番号:0745-23-6661
新生児聴覚検査とは
新生児聴覚検査とは、出産後の入院中などに行われる赤ちゃんの聞こえの検査です。
赤ちゃんがぐっすり眠っている時に、小さな音を聞かせて、その際の反応波形を判定します。
生まれつき耳の聞こえにくさがある赤ちゃんは、およそ1000人に1~2人と言われています。聞こえにくさは早期に発見し、適切な支援や治療を行うことで、赤ちゃんのことばの発達やコミュニケーションの形成を促すことができます。
赤ちゃんの健やかな発達のためにも新生児聴覚検査を受けましょう。
新生児聴覚検査でリファー(要再検)の場合
新生児聴覚検査でリファー(要再検)の場合は、先天性サイトメガロウイルス感染の検査を受けることが強く推奨されています。
サイトメガロウイルス感染の検査は、生後3週間以内に赤ちゃんの尿を採取することで診断しますので、新生児聴覚検査でリファー(要再検)の場合は、できる限り早く医療機関にご相談ください。
この場合の検査と治療は保険診療となります。
サイトメガロウイルス検査に関する保護者向けリーフレット(日本医療研究開発機構)(PDFファイル:1.5MB)
費用助成の対象者
聴覚検査の受検日に大和高田市に住所がある赤ちゃんの保護者
助成対象となる検査と助成額
助成対象は、以下のいずれかの方法により生後1か月以内に実施した初回検査です。
検査の種類 | 助成上限額 |
---|---|
自動ABR(聴性脳幹反応検査) | 4,000円 |
OAE(耳音響放射検査) | 1,500円 |
(注意)費用の助成は、新生児1人につき1回(初回検査)のみです。
(注意)助成上限額と検査費用(自己負担額)のいずれか低い方の額を助成します。
(注意)医療機関により検査方法が指定されます。
(注意)長期入院などの特別な事情により1か月以内に検査を受けられなかった場合は、大和高田市保健センターまでご相談ください。
助成対象にならない人
- 保険診療で検査を受けた人
- 生活保護法での助成や助産制度を利用された人
助成の申請方法
新生児聴覚検査同意書兼受診券の交付について
上記の助成を受けるためには、新生児聴覚検査同意書兼受診券を受検医療機関に提出する必要があります。
保健センターの窓口で交付する妊婦健康診査補助券に、新生児聴覚検査同意書兼受診券が綴じられています。検査を受ける際は、補助券に必要事項をご記入のうえ、医療機関または助産所に提出してください。
県外の医療機関で検査を受けた場合(償還払いによる申請)
里帰り出産等で奈良県外の医療機関で新生児聴覚検査を受けた場合、新生児聴覚検査同意書兼受診券を使用することができません。
検査日から6か月以内に大和高田市保健センターに申請することにより、助成を受けることができます。
下記の必要書類を大和高田市保健センターに郵送または持参して申請してください。
必要書類
- 大和高田市新生児聴覚検査助成金交付申請書兼請求書(PDFファイル:311.5KB)
- 新生児聴覚検査同意書兼受診券(未使用のもの)
- 助成対象検査費用に係る領収書の写しと、聴覚検査費用が明記された明細書の写し
- 母子健康手帳の写し(「出生届済証明」及び新生児聴覚検査の「検査の記録」のページ)
- 申請者の通帳の写し(銀行名・支店名・口座番号が分かるページ)
(注意)検査日から6か月以内に申請されなかった場合は、助成を受けることができません。
(注意)窓口で申請される場合は、印鑑(認印)を持参してください。
領収書を紛失された場合
領収書を紛失された場合は、「大和高田市新生児聴覚検査費助成金交付に係る聴覚検査実施証明書」の提出が必要です。受検された医療機関に証明書の作成を依頼してください。
証明書の作成にあたって、別途費用がかかる場合があります。受検された医療機関にご確認ください。
大和高田市新生児聴覚検査費助成金交付に係る聴覚検査実施証明書 (PDFファイル: 306.1KB)
参考
この記事に関するお問い合わせ先
保健部 健康増進課
大和高田市西町1-45(保健センター内)
電話番号:0745-23-6661
お問い合わせはこちら
更新日:2024年04月01日