高濃度PCB使用電気工作物等の不適切な取り扱いについて(お詫びとご報告)
今般、本市におきまして、人体に有害な高濃度PCB(※1)を含有した電気工作物等の不適切な取り扱いが判明しましたので、ご報告申し上げます。
判明した内容は以下のとおりです。
【種類・台数】・高圧コンデンサ1台(総重量25.0キログラム)昭和44年製 平成3年から使用を中止
・蛍光灯用安定器3台(総重量2.3キログラム)昭和44年製 平成28年から使用を中止
【発見の場所】 大和高田市国民健康保険天満診療所
【発見の経緯】 本年度、PCB廃棄物等の保管及び処分状況等の確認作業を行っていたところ、天満診療所敷地内の屋外に設置されたキュービクル内部から、使用を中止している高圧コンデンサ1台を発見しました。また、天満診療所2階の閉鎖している事務室から、蛍光灯用安定器3台を発見しました。
今回発見した高濃度PCB使用電気工作物等は、現在取り外して、環境省の基準に基づき適切に保管しています。届出先である奈良県へは令和6年6月27日付で、高濃度PCB廃棄物として報告を行いました。今後の保管、処分につきましても、処分期間(※2)経過後の取り扱いを含め、関係各所と協議を行い、適切に処理してまいります。なお、発見時に機器の破損や液漏れ等が無く、長期間使用していなかったことから、これまでに、人体や周辺環境への影響は発生していません。
このような事態に至り、市民の皆様には、ご心配とご迷惑をおかけしましたことを、心からお詫び申し上げます。このような過ちを起こさないよう再発防止に努め、より一層の安全対策を講じてまいります。
※1 PCB(ポリ塩化ビフェニル)とは
有機塩素化合物の一種。PCBの含有量により、高濃度と低濃度に区分されます。PCBはその安全性、耐熱性、絶縁性に優れていることから、電気絶縁材等に使用されてきましたが、有害性が問題となり、昭和47年以降、生産が行われていません。
※2 処分期間とは
高濃度PCB廃棄物は、地域ごとに処分期間が定められ、本市が属する地域の処分期間は、令和3年3月31日までとなっています。(低濃度PCB廃棄物の処分期間は、令和9年3月31日まで)
以上
この記事に関するお問い合わせ先
環境建設部 クリーンセンター
企画整備課
今里川合方23番地
電話番号:0745-52-1600
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更新日:2024年07月12日