西蓮寺(さいれんじ)と竹園日記(たけそのにっき)

更新日:2022年01月21日

西蓮寺の周りに植えられた松の木が奇麗に手入れされている写真

 西蓮寺は、浄土真宗本願寺派の寺院です。そこで江戸末期から明治初期にかけて住職(じゅうしょく)をされていた竹園眞證(しんしょう)氏が書きついだ日記が「竹園日記」です。
 地方の知識人としての幅広い教養と、周辺地域の文人(ぶんじん)との交流を背景にした高い情報収集力をもつ住職の描き出す幕末から明治維新期の世相は興味深く、当時の大和の社会状況を知る上で貴重な資料です。
 特に天保の飢饉(てんぽうのききん)や大塩平八郎(おおしおへいはちろう)の事件、天誅組(てんちゅうぐみ)の乱、幕末・明治初期の政治動向などはくわしく描かれています。

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