正行寺(しょうぎょうじ)と二重環濠(にじゅうかんごう)

更新日:2022年01月21日

入り口の門から入ってすぐの三角形の瓦屋根の正行寺の建物を、細い通りの道から撮影した写真

 正行寺は浄土真宗大谷派の寺院であり、もとは当麻氏(とうまし) の有井城でした。寺は堀をめぐらし、周囲には民家があり、さらにこれらを外堀(そとぼり)が囲む典型的な二重環濠の城跡としても知られています。寺記には、文明年中(1469~87年)当麻四郎為綱(とうまのしろうためつな)が古城地をもって蓮如(れんにょ)に施与(せよ)し、正行寺を造立したとされています。

 この環濠の付近、磐園小学校の校門横には弘法大師(こうぼうだいし)伝説や「有井」の地名にゆかりのある弘法井戸も残されています。

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