名称寺(みょうしょうじ)

更新日:2022年01月21日

入り口付近に手入れされた植木がある、本瓦葺きの屋根の名称寺の門の写真

 名称寺は、本願寺第3代覚如宗主(かくにょそうしゅ)が百済大寺(くだらだいじ)の跡に和州百済二條道場(わしゅうくだらにじょうどうじょう)として建武(けんむ)2(1335)年に建立したものです。康正(こうしょう)元(1445)年百済より現在の地へ移転し、永正(えいしょう)10(1503)年、寺号を二條名称寺と許可され、実如上人(じつにょしょうにん)より御影(みえい)が下付(かふ)されました。その後、石山合戦(かっせん)となり、元亀(げんき)3(1572)年9月4日、当寺からも出陣しましたが、織田方の軍勢に攻められ、陥落(かんらく)しました。現存する掘割(ほりわり)は当時のものと考えられます。

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