空き家を適正に管理するために
近年の人口減少の進行、高度経済成長時代に建設された既存の住宅・建築物の老朽化等に伴い、全国的に空き家が年々増加しています。このような空き家の中には、適切な管理が行われないことで、安全性の低下や公衆衛生の悪化、景観の阻害等多岐にわたる問題を生じさせ、地域住民の生活環境に深刻な影響を及ぼしかねないものもあります。
それらの建築物の所有者自らが、適切に管理する責任がありますので、適正な管理をお願いします。
空き家を適正に管理するために
特定非営利活動法人 空き家コンシェルジュとの連携
本市では、市内の空家等の対策を進めるとともに、空家等の流通の促進、利活用等の必要な施策を図るため、令和3年2月に特定非営利活動法人空き家コンシェルジュと「空家等の対策の推進に関する協定」を締結しました。
連携内容
- 空家等の活用や管理等に関する相談
- 空き家バンクに関する相談
- その他空家等の流通に関する相談
未来につなぐ相続登記
近年、相続登記が未了のまま放置され、適切な管理がされていない空き家が増加し、社会問題となっています。
法務省では、「未来につなぐ相続登記」と題し、相続登記をしないことにより発生する問題を広く住民の皆様に理解していただき、相続登記の申請を促進するために取り組んでいます。
詳しくは、法務省ホームページをご覧ください。
法務局の遺言書保管制度
遺言の活用
遺言とは、誰にどの財産をどれだけ相続させたいかを指定し、法的効力を持たせるものです。遺言がある場合には、原則として、ご自身の意思に従った遺産の分配がされますから、相続をめぐる紛争を防止することができ、相続手続がスムーズになることから空き家を適正に管理するために有効です。
遺言書には、主に自筆証書遺言、公正証書遺言の2つの方式があり、利用者のニーズに応じた使い分けができます。
法務局の遺言書保管制度について
遺言書の紛失や改ざんを防ぎ、ご自身の財産をご家族に確実に託す方法の一つとして、ぜひご活用ください。
詳しくは、奈良地方法務局のホームページをご覧ください。
自筆証書遺言書保管制度について(奈良地方法務局)(外部リンク)
未来につなぐわたしの相続(エンディング)ノート(奈良地方法務局)(外部リンク)
詳細な内容については、奈良地方法務局葛城支局(電話番号 0745-52-4941)までお問い合わせください。
更新日:2023年12月05日