特定健診・特定保健指導
特定健康診査(以下特定健診)では、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)とその予備軍の人を見つけ、特定保健指導で生活習慣病を予防するプログラムが組まれます。
令和5年度特定健診についてのお知らせ
今年度の特定健診の受診券について、例年通り5月中旬に発送予定です。以下の点にご注意ください。
- 受診期限は、令和6年2月末までです。
- 個別健診については、必ず受診前に、医療機関へお問い合わせください。
- 集団健診・セット健診については、6月1日(木曜日)9時00分よりWEBまたはコールセンターで受付を開始いたします。くわしくは、受診券に同封の「令和5年度 特定健診のご案内」をご覧ください。
特定健診のご案内(令和5年度) (PDFファイル: 2.8MB)
特定健診の対象者
国民健康保険加入者で40歳以上75歳未満の人。
(75歳の誕生日前日までが対象になります)
- (注意)協会けんぽ、組合けんぽ、共済組合などの被用者保険に加入の人は、各医療保険が実施する健康診査での受診になります。
- (注意)75歳以上の後期高齢者医療制度加入者は、後期高齢者健康診査になります。
特定健診・特定保健指導の内容
これまでの健診では、病気ごとの早期発見・治療が目的とされ、健診後の指導も病気ごとに行われていました。しかし、特定健診では、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)およびその予備軍の人を発見し、生活習慣改善の必要度に応じた保健指導が行われます。これにより、受診者本人に適した指導を受けられるようになります。
特定健診・特定保健指導を受けるメリット
- 自分の健康状態を確認できます。
- 健診結果により、現在の健康状態にあった生活習慣病に関する情報の提供や、改善のためのアドバイス等の支援が受けられます。
- 糖尿病や高血圧症・心臓病・脳卒中等を予防し、いつまでも健やかな生活を送ることにつながります。
商品券5,000円分が抽選で当たる
特定健診を受診すると、商品券5,000円分が抽選で100名に当たるキャンペーンを実施しています。
対象者
大和高田市国民健康保険に加入している40歳から74歳までの方で、(1)か(2)のどちらかの方法で応募できます。
- 今年度初めて特定健診の対象者になった方で、今年度の特定健診を受診された方
- 令和5年度の特定健診を受診(※1)し、今年度の特定健診を受診された方(※2)
- ※1 令和5年度に特定健診以外の健康診断の結果を『特定健診に代わる検診結果記入用紙』に記入して提出された方も対象となります。
- ※2 令和5年度に特定健診以外の健康診断の結果を『特定健診に代わる検診結果記入用紙』に記入して提出された方も対象となります。(提出期限は令和6年4月15日です)
(注意)『特定健診に代わる検診結果記入用紙』については、市役所保険医療課にご連絡いただければ用紙と返信用封筒を送付します。
(注意)令和5年度中に受けた健康診断(人間ドック、勤務先や商工会等の健康診断等)の結果に限ります。また、『特定健診に代わる健診結果記入用紙』には所定の項目の記入が必要で、一部でも不足していると抽選の対象になりません。
応募方法
(1)(2)ともに、条件を満たした方は自動応募となります
当選人数
(1)(2)ともに、条件を満たした方の中から50人ずつ
当選の連絡について
令和6年6月頃に抽選を行い、当選者の発表は、当選者への商品券の発送をもって代えさせていただきます。
特定健診の受け方
国民健康保険より、毎年5月中に受診機関や受診日についてのお知らせ、受診券などが送られるので、指定の機関で受診してください。
- 特定健診は年に1回行われます。
- 受診期間は2月末までです。
- 年度途中に国保へ加入した人については、手続きされた月の翌月末頃に受診券を発送します。
- ただし、9月末までに国保加入手続をした人に限ります。
特定健診の診察内容
基本的な健診項目
- 質問票(服薬歴、喫煙歴等)
- 身体計測(身長、体重、BMI、腹囲)
- 血圧測定
- 理学的検査(身体診察)
- 検尿(尿糖、尿蛋白)
- 血液検査
- 脂質検査(中性脂肪、HDLコレステロール、LDLコレステロール)
- 血糖検査(空腹時血糖、HbA1c)
- 肝機能検査(GOT,GPT,γ-GTP)
- 追加健診項目(血清クレアチニン・eGFR・血清尿酸
詳細な健診項目
(注意)基本的な健診の結果または医師の判断で実施
- 心電図
- 眼底検査
- 貧血検査(赤血球数、血色素量、ヘマトクリット値)
特定保健指導について
特定健診を受診した結果は、約2か月後に結果通知表が送付されます。
(注意)結果は、受診機関でも聞くことができます。
- 特定健診の結果、生活習慣病の発症リスクが高く、生活習慣の改善による生活習慣病の予防効果が多く期待できる人に対して、生活習慣を見直すサポートをします。(特定保健指導)
特定保健指導には、リスクの程度に応じて、動機付け支援と積極的支援があります。
(よりリスクが高い方が積極的支援)
メタボリックシンドローム予備軍の人…動機付け支援
メタボリックシンドロームに該当の人…積極的支援
個別面接や8名以下のグループ支援等にて、専門的知識・技術を持った者(医師・保健師・管理栄養士等)が対象者に合わせたアドバイスを行い、生活習慣改善の実践を促します。
(対象者の状況に応じて支援および目標達成の評価) - 特定健診結果は健康な人も含めたすべての受診者に通知されます。
詳しくは下記のページをご確認ください。
メタボリックシンドロームって?
内臓脂肪型肥満、高血糖、高血圧などの生活習慣病の危険因子が重なった状態のことです。
これらの危険因子を放置しておくと、糖尿病や高血圧症などにかかる危険性が高まり、動脈硬化などを引き起こすこともあるため、日ごろから注意が必要です。
メタボリックシンドロームの診断基準
内臓脂肪の蓄積(へその位置で測定した腹囲)
男性は85センチメートル以上、女性は90センチメートル以上
内臓脂肪の蓄積に該当して、また次の3つの項目のうち2つ以上の項目に該当
- 脂質異常
中性脂肪1デシリットルあたり150ミリグラム以上かHDLコレステロール1デシリットルあたり40ミリグラム未満 - 高血圧
収縮期血圧130(水銀ミリメートル)以上か拡張期血圧85(水銀ミリメートル)以上 - 高血糖
空腹時血糖値1デシリットルあたり110ミリグラム以上
(注意)日本内科学会等8学会が策定した基準より掲載
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この記事に関するお問い合わせ先
保健部 保険医療課
大和高田市大字大中98番地4(市役所1階)
電話番号:0745-22-1101
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更新日:2023年08月24日