6月2日より、集団健診・セット健診の予約が始まります
特定健康診査(以下特定健診)とは、生活習慣病の発症や重症化を予防することを目的としています。メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)に着目し、結果に基づき生活習慣病の改善を目指した特定保健指導が受けられます。
令和7年度特定健診についてのお知らせ
6月2日(月曜日)午前9時より、集団健診・セット健診の予約が始まります!
6月2日(月曜日)の午前9時より、集団健診・セット健診の予約がWEB及びコールセンターで開始されます。
お電話での予約の場合、例年開始直後は繋がりにくくなります。時間を置くか、WEB予約を利用してください。
今年度の特定健診の受診券は、5月中旬に発送しています。
なお、受診の際には以下の点に注意してください。
- 受診期限は令和8年2月末までです。
- 個別健診を受診する場合は、必ず受診前に医療機関へ問い合わせてください。
- 特定健診の詳細については、受診券に同封の「令和7年度特定健診のご案内」を確認してください。
大和高田市内の実施医療機関(外部リンク・奈良県医師会ホームページへ)
奈良県内の実施医療機関(任意の地区を選択してください 外部リンク・奈良県医師会のホームページへ)
特定健診のご案内(令和7年度) (PDFファイル: 1.5MB)
特定健診の対象者
国民健康保険加入者で40歳以上75歳未満の人。
(75歳の誕生日前日までが対象になります)
- (注意)協会けんぽ、組合けんぽ、共済組合などの被用者保険に加入の人は、各医療保険が実施する健康診査での受診になります。
- (注意)75歳以上の後期高齢者医療制度加入者は、後期高齢者健康診査になります。
特定健診・特定保健指導の内容
これまでの健診では、病気ごとの早期発見・治療が目的とされ、健診後の指導も病気ごとに行われていました。しかし、特定健診では、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)およびその予備軍の人を発見し、生活習慣改善の必要度に応じた保健指導が行われます。これにより、受診者本人に適した指導を受けられるようになります。
特定健診・特定保健指導を受けるメリット
- 自分の健康状態を確認できます。
- 健診結果に応じた情報の提供や、改善のためのアドバイス等の支援が受けられます。
- 糖尿病や高血圧症・心臓病・脳卒中等の悪化を予防し、いつまでも健やかな生活を送ることにつながります。
特定健診の受け方
国民健康保険より、毎年5月中に特定健診ご案内のリーフレット、受診券などが送られるので、期間内に受診してください。
- 特定健診は年に1回行われます。
- 受診期間は2月末までです。
- 年度途中に国保へ加入した人については、手続きされた月の翌月末頃に受診券を発送します。
- ただし、9月末までに国保加入手続をした人に限ります。
持ち物
- 受診券
- 質問票
- 大和高田市国民健康保険の資格が確認できるもの
(マイナ保険証、資格確認書等)
マイナ保険証に対応していない医療機関では、マイナンバーカードに加えて「資格情報のお知らせ」やマイナポータルの「資格確認画面」を提示してください。
受診券及び質問票の再発行が必要である場合は、保険医療課にお問い合わせください。
特定健診の検査項目
基本的な検査項目
- 質問票(服薬歴、喫煙歴等)
- 身体計測(身長、体重、BMI、腹囲)
- 血圧測定
- 理学的検査(身体診察)
- 検尿(尿糖、尿蛋白)
- 血液検査
- 脂質検査(中性脂肪、HDLコレステロール、LDLコレステロール)
- 血糖検査(空腹時血糖、HbA1c)
- 肝機能検査(GOT,GPT,γ-GTP)
- 追加健診項目(血清クレアチニン・eGFR・血清尿酸)
詳細な検査項目
(注意)基本的な健診の結果または医師の判断で実施
- 心電図
- 眼底検査
- 貧血検査(赤血球数、血色素量、ヘマトクリット値)
特定保健指導について
特定健診を受診した結果は、約3か月後に結果通知表が送付されます。
(注意)結果は、受診機関でも聞くことができます。
- 特定健診の結果、生活習慣病の発症リスクが高く、生活習慣の改善による生活習慣病の予防効果が多く期待できる人に対して、生活習慣を見直すサポートをします。(特定保健指導)
特定保健指導には、リスクの程度に応じて、動機付け支援と積極的支援があります。
(よりリスクが高い方が積極的支援)
メタボリックシンドローム予備軍の人…動機付け支援
メタボリックシンドロームに該当の人…積極的支援
個別面接や8名以下のグループ支援等にて、専門的知識・技術を持った者(医師・保健師・管理栄養士等)が対象者に合わせたアドバイスを行い、生活習慣改善の実践を促します。
(対象者の状況に応じて支援および目標達成の評価) - 特定健診結果は健康な人も含めたすべての受診者に通知されます。
詳しくは下記のページをご確認ください。
メタボリックシンドロームって?
内臓脂肪型肥満、高血糖、高血圧などの生活習慣病の危険因子が重なった状態のことです。
これらの危険因子を放置しておくと、糖尿病や高血圧症などにかかる危険性が高まり、動脈硬化などを引き起こすこともあるため、日ごろから注意が必要です。
メタボリックシンドロームの診断基準
内臓脂肪の蓄積(へその位置で測定した腹囲)
男性は85センチメートル以上、女性は90センチメートル以上
内臓脂肪の蓄積に該当して、また次の3つの項目のうち2つ以上の項目に該当
- 脂質異常
中性脂肪1デシリットルあたり150ミリグラム以上かHDLコレステロール1デシリットルあたり40ミリグラム未満 - 高血圧
収縮期血圧130(水銀柱ミリメートル)以上か拡張期血圧85(水銀柱ミリメートル)以上 - 高血糖
空腹時血糖値1デシリットルあたり110ミリグラム以上
(注意)日本内科学会等8学会が策定した基準より掲載
マイナポータル上で特定健診の結果を閲覧できます
マイナポータル上で特定健診の結果を閲覧することができるようになりました。
基本的に、受診月より2~3か月後に閲覧可能となりますが、健診を受診した医療機関からの情報提供時期により異なる場合があります。
【注意】閲覧の対象となる健診は、令和2(2020)年度以降に実施された特定健診及び後期高齢者健診の中で直近の5回分です。また、職場等で受診された健診(事業者健診)の結果を大和高田市に提供された方(みなし健診)の場合は、令和5(2023)年度以降が対象です。
オンライン資格確認等システムによる特定健康診査情報の提供について
オンライン資格確認等システムを活用した特定健診等のデータを保険者間で引継ぎができるようになりました。
これを受けて、大和高田市国民健康保険に加入する前に加入していた保険者(旧保険者)にて実施された特定健診の情報を、大和高田市が提供を受けることになっています。
なお、大和高田市が旧保険者より提供を受ける項目は以下の通りです。
- 特定健診受診年月日
- 特定健診情報(身長、体重、腹囲、血圧、尿検査・血液検査結果 等)
提供された健診の情報は、生活習慣病の重症化を予防する保健事業に活用させていただきます。
大和高田市の国民健康保険に加入される前に受診した健診結果について、大和高田市が旧保険者より情報提供を受けることを希望されない場合は、下記の不同意申請書を保険医療課へ提出してください。
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この記事に関するお問い合わせ先
保健部 保険医療課
大和高田市大字大中98番地4(市役所1階)
電話番号:0745-22-1101
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更新日:2025年05月16日