いざというときの応急手当

更新日:2022年01月21日

応急手当

出血がひどい時

傷口を圧迫する。そして、傷口を心臓より高くする。

骨折の疑いがある時

足のふくらはぎに添え木を当て、布の切れ端などで2か所縛って固定しているイラスト

動かさないよう、患部を固定する。

ねんざした時

服を着たまま右手に流水を当て、冷やしているイラスト

患部を冷やす。

やけどをした時

水で冷やす。また、水泡をつぶさないようにする。

救急救命法

人が倒れていたときには、一刻を争う場合があります。まずは、倒れている人の肩を、軽くたたきながら呼びかけ、意識がない場合には、すぐに心肺蘇生法をおこなうとともに、協力してくれる人を大声で求め、救急車を呼びましょう。

  1. 意識があるかを確認する
  2. 意識がないときは、あおむけに寝かせ、気道を確保する
倒れている人を仰向けで寝かせ、気道確保をしているイラスト
  1. 呼吸の有無を確認する
  2. 呼吸をしていないときは、人工呼吸をおこなう
肺の辺りを見て呼吸をしているか確認し、意識を失った人を仰向けで寝かせて人工呼吸を施しているイラスト
  1. 人工呼吸をおこなった後、心臓マッサージをおこなう
倒れた人の心臓付近に両手を重ねて置き心臓マッサージを施しているイラスト
  1. 人工呼吸を2回、心臓マッサージを15回、これを繰り返す。

命を救うAED(自動体外式除細動器)

蓋を閉めて立てた状態と蓋を開けてパッドにコードを繋げたAED(自動体外式除細動器)の写真

AED(自動体外式除細動器)は、心臓の筋肉が震え、血液を送り出すことのできない「心室細動」により心停止を起こした際、電気ショックにより、心室細動を取り除く器具です。
AEDには音声案内機能があり、案内に従って操作すれば、だれでもこの機器を使って救命することができます。

AEDの使用条件

  • 意識がない
  • 呼吸をしていない
  • 1歳以上

(注意)医療従事者のみ、「脈がない人」にも使用できます。

使い方

  1. フタを開ける
     フタを奥までしっかり開けると、自動的に電源が入り、音声案内が流れます。
  2. 心停止を起こした人に、パッドを貼る
シャツを脱がせた上半身のイラスト

上半身の衣服を脱がせる

右胸の上部にAEDのパッドを貼ったイラスト

パッドの青いシートをはがし、右胸の上部に貼る

左脇腹にAEDのパッドを貼ったイラスト

もう1つのパッドからも青いシートをはがし、左の脇腹に貼る

パッドを貼ると、心電図の解析が始まります。体に触らずに、次の音声案内を待ちます。

  1. 本体の「ショックボタン」が点滅し、ボタンを押すよう音声案内が流れたら、周囲の安全を確認し、ショックボタンを押す(音声案内後、30秒以内)
音声案内「体から離れてください。点滅ボタンをしっかりと押してください。」とショックボタンのイラスト

(注意)AEDが心電図を解析した結果「電気ショックは必要ない」と判断した場合、ショックボタンは点滅しません。音声案内に従い、「胸骨圧迫」「人工呼吸」を始めてください。

小児(1歳以上8歳未満)に使用する場合の注意事項

  • 1歳以上8歳未満の小児には、小児用パッドを使用してください。
  • 小児用パッドが近くにないなどやむをえない場合には、2枚のパッドが触れ合うことがないよう注意して、成人用パッドを代用してください。

(注意)成人用パッドの使用についての有効性・安全性は確認されていません。

受講しませんか「救命講習」

仰向けにしたマネキンの心臓辺りに、女性がAEDのパッドを貼り、男性が心臓マッサージを施している救命講習会の様子の写真

高田消防署では、定期的に「救命講習」を開催します。 自治会、グループ等の単位で、受講を希望される人は、高田消防署救急係(電話番号0745-25-0119)まで連絡してください。

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市民生活部 危機管理課

大和高田市大字大中98番地4(市役所3階)
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