いざというときの応急手当
応急手当
出血がひどい時
傷口を圧迫する。そして、傷口を心臓より高くする。
骨折の疑いがある時

動かさないよう、患部を固定する。
ねんざした時

患部を冷やす。
やけどをした時
水で冷やす。また、水泡をつぶさないようにする。
救急救命法
人が倒れていたときには、一刻を争う場合があります。まずは、倒れている人の肩を、軽くたたきながら呼びかけ、意識がない場合には、すぐに心肺蘇生法をおこなうとともに、協力してくれる人を大声で求め、救急車を呼びましょう。
- 意識があるかを確認する
- 意識がないときは、あおむけに寝かせ、気道を確保する

- 呼吸の有無を確認する
- 呼吸をしていないときは、人工呼吸をおこなう

- 人工呼吸をおこなった後、心臓マッサージをおこなう

- 人工呼吸を2回、心臓マッサージを15回、これを繰り返す。
命を救うAED(自動体外式除細動器)

AED(自動体外式除細動器)は、心臓の筋肉が震え、血液を送り出すことのできない「心室細動」により心停止を起こした際、電気ショックにより、心室細動を取り除く器具です。
AEDには音声案内機能があり、案内に従って操作すれば、だれでもこの機器を使って救命することができます。
AEDの使用条件
- 意識がない
- 呼吸をしていない
- 1歳以上
(注意)医療従事者のみ、「脈がない人」にも使用できます。
使い方
- フタを開ける
フタを奥までしっかり開けると、自動的に電源が入り、音声案内が流れます。 - 心停止を起こした人に、パッドを貼る

上半身の衣服を脱がせる

パッドの青いシートをはがし、右胸の上部に貼る

もう1つのパッドからも青いシートをはがし、左の脇腹に貼る
パッドを貼ると、心電図の解析が始まります。体に触らずに、次の音声案内を待ちます。
- 本体の「ショックボタン」が点滅し、ボタンを押すよう音声案内が流れたら、周囲の安全を確認し、ショックボタンを押す(音声案内後、30秒以内)

(注意)AEDが心電図を解析した結果「電気ショックは必要ない」と判断した場合、ショックボタンは点滅しません。音声案内に従い、「胸骨圧迫」「人工呼吸」を始めてください。
小児(1歳以上8歳未満)に使用する場合の注意事項
- 1歳以上8歳未満の小児には、小児用パッドを使用してください。
- 小児用パッドが近くにないなどやむをえない場合には、2枚のパッドが触れ合うことがないよう注意して、成人用パッドを代用してください。
(注意)成人用パッドの使用についての有効性・安全性は確認されていません。
受講しませんか「救命講習」

高田消防署では、定期的に「救命講習」を開催します。 自治会、グループ等の単位で、受講を希望される人は、高田消防署救急係(電話番号0745-25-0119)まで連絡してください。
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この記事に関するお問い合わせ先
市民生活部 危機管理課
大和高田市大字大中98番地4(市役所3階)
電話番号:0745-22-1101
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更新日:2022年01月21日