大地震に備える

更新日:2022年01月21日

東南海・南海地震のような大地震がおこると、交通は寸断され、建物の崩壊、火災、通信手段の混乱などによって、公的機関の 救助活動や救援活動が十分におこなえない場合があります。そこで、ふだんから大地震に備えて、すぐに持ち出せるように、非常持出品や備蓄品の準備・点検をしておきましょう。

非常持出品

避難する時、まず最初に持ち出すべき最小限の必需品です。男性で15キログラム、女性で10キログラム程度で、背負いやすい リュックサックにまとめておきましょう。

貴重品

預貯金通帳、印鑑、健康保険証、免許証、権利証書などの貴重品のイラスト

現金、預貯金通帳、印鑑、健康保険証、免許証、権利証書、住所録のコピーなど

携帯ラジオ

3本の予備の電池と携帯ラジオのイラスト

小型でFMとAMの両方聴けるもの。予備の電池も多めに用意する。正しい災害情報等を得るのに必要。

非常電灯

3つのろうそくと懐中電灯、予備の電池のイラスト

懐中電灯、ろうそくなど。予備の電池も用意する。停電時や夜間の移動に必要。

ヘルメット

黄色のヘルメットや防災ずきんのイラスト

ヘルメット、防災ずきんなど。避難時に頭部を守るのに必要。

非常食

カンパンや缶詰、ドライフーズ、ミネラルウォーターなどの非常食のイラスト

カンパン、缶詰、ドライフーズなど、最低3日分ぐらい用意するとよい。火を通さなくても食べられるものがよい。

飲料水

大量の飲料水が入るポリ容器と水の入ったペットボトルのイラスト

ミネラルウォーターなど。1人1日3リットルを目安に用意する。

生活用品

ライター、ナイフ、缶切り、ビニール袋などの生活用品のイラスト

ライター、ナイフ、缶切り、ティッシュ、ビニール袋、コップ、わりばしなど。

衣類

下着、上着、タオル、紙おむつなどの衣類のイラスト

下着、上着、手袋、靴下、雨具、タオルなど。赤ちゃんがいる場合は紙おむつ

応急医薬品

包帯、胃腸薬、消毒薬、目薬、常備薬などの応急医薬品のイラスト

ばんそうこう、包帯、胃腸薬、消毒薬、傷薬、鎮痛剤、目薬、持病のある人は常備薬も忘れずに。

非常備蓄品

風邪薬、胃腸薬、ポリタンク、包帯、10円玉、ホイッスル、コンタクト用の洗浄液、予備のめがね・補聴器などの非常備蓄品のイラスト

阪神・淡路大震災では、こんなものが役立ちました!10円玉、ドライシャンプー、ボディー洗浄剤、ホイッスル、ポリ容器、携帯コンロ、バール、予備のめがね・補聴器など

災害復旧までの数日間をまかなえるように準備しておくもの。できれば7日分を用意しましょう。

  1. 非常食
    そのまま食べられるもの、または簡単な調理で食べられるもの。 アルファ米やレトルトのごはん、保存の利くパン、缶詰、インスタントラーメン、 切りもち、梅干し、チーズ、チョコレート、氷砂糖など。
  2. 飲料水
    飲料水は、1人1日3リットルが目安。ミネラルウォーターの保存期間は、 ペットボトルで2年、缶入りで3~5年程度。
  3. 燃料
    短期間なら、卓上コンロや携帯コンロおよび固形燃料で十分。ガスボンベも 多めに。
  4. 生活用品
    毛布、寝袋、洗面用具、ポリ容器、なべ、やかん、バケツ、カイロ、 ビニールシート、新聞紙など。

消火・救助用具も忘れずに

地震発生後の火災や家屋の倒壊などに備えて、消火器などの消火用具や、救急活動に使える工具類も準備しておく(消火器、三角バケツ、風呂などの水のくみおき、スコップ、バール、のこぎり、ジャッキ)など

タンスや本棚を見ている女性のイラスト

家の中に、家具のない安全なスペースを確保する。部屋がいくつもある場合は、人の出入りが少ない部屋に家具をまとめて置く。無理な場合は、少しでも安全なスペースができるよう配置換えをする。

家具を置いていない部屋で布団を敷いて寝ている高齢の男性のイラスト

寝室や子ども、高齢者のいる部屋に倒れそうな家具を置かない。寝ている間に地震が発生した場合、子ども、高齢者、病人などは、倒れた家具がさまたげとなって、逃げ遅れる可能性があるので、十分に注意する。

家具の下に小さな板を差し込んで固定しているイラスト

家具の転倒や落下を防止する対策をとる
家具と壁や柱の間に遊びがあると倒れやすく危険なため、家具の下に小さな板などを差し込んで、壁や柱に寄りかかるように固定する。また、家具の上に落ちる危険のあるものを置かない。

  • 食器棚:扉に止め金具等を付けて、中の食器の飛び出しを防止する。また、ガラスが飛散しないように、フィルムを貼る
  • 照明器具:鎖と金具を使って数か所固定する
  • テレビ:できるだけ低い位置で固定する
  • タンス:L字金具や支え棒などで固定する
  • 冷蔵庫:金具などで壁に固定する
  • ピアノ:脚に滑り止めをつける
出入口に置いてある観葉植物を指さしている男性のイラスト

安全に避難できるように、出入口や通路には物を置かない。玄関など出入口までの通路に家具や倒れやすい物を置かない。また、いろいろな物を置くと、いざという時に出入口をふさいでしまうことがある。

家の周囲の安全対策

  • ガラス
    飛散防止フィルムを貼る。
  • 屋根
    • アンテナはしっかりと固定する。
    • 屋根瓦をチェックして、ひび割れ、ずれ、はがれがある場合は補強しておく。
  • ベランダ
    • 植木鉢や物干し竿など、落下の危険性がある物は防止策をとる。
    • ベランダから避難できるよう、いつも整理整頓しておく。
  • ブロック塀
    • 土中に基礎部分がないもの、鉄筋が入っていない物は補強する。
    • ひび割れや傾き、鉄筋のさびがある場合は修理する。
  • プロパンガス
    ボンベを鎖で固定しておく。

このページの関連情報

この記事に関するお問い合わせ先

市民生活部 危機管理課

大和高田市大字大中98番地4(市役所3階)
電話番号:0745-22-1101

お問い合わせはこちら