子どもの予防接種に関するQ&A

更新日:2025年04月01日

よくある質問(クリックして回答を表示)

予防接種全般

A.赤ちゃんが生まれながらに持つ抵抗力(免疫)は、生後3か月頃から次第に弱くなっていき、自分自身で抵抗力をつけて病気を予防していかなければなりません。その助けになるのが予防接種ですので、可能な限り接種を受けるようにしてください。

A.定期の予防接種とは、予防接種法に規定されている予防接種で、定められている年齢の期間内であれば無料(公費負担)で接種を受けることができます。また、接種を受けるように努めなければならないとの努力義務があります。任意の予防接種とは、予防接種法に規定されていない予防接種で、接種費用は自己負担となります。また、接種を受けるように努めなければならないとの努力義務もありません。

A.予防接種で十分な免疫がつけば、基本的にその病気にはかかりません。ただし、予防効果はワクチンの種類や個人によって異なるので、予防接種をしても病気にかかる可能性が全くないとは言い切れませんが、感染しても重症化するのを予防できる場合もあり、自然感染した場合に比べて症状が軽く済むという利点もあります。

A.ワクチンによって異なりますが、十分な免疫ができるまでには接種後1か月程かかると考えてください。また、ワクチンによって接種回数や接種間隔が異なるため、可能な限り決められた接種回数と接種間隔で接種を受けてください。

A.予防接種は体調の良いときに受けるのが原則です。直近1か月以内に風邪や病気に罹り不安な場合は、事前に医師にご相談ください。予防接種の対象者から除かれる者は次のとおりです。

  • 明らかな発熱を呈している者(明らかな発熱とは、通常37.5度以上を指します。)
  • 重篤な急性疾患にかかっていることが明らかな者
  • 接種しようとする接種液の成分によってアナフィラキシーを呈したことがあることが明らかな者
  • 麻しん、風しん、水痘及びおたふくかぜ等に係る予防接種の対象者にあっては、妊娠していることが明らかな者
  • BCG接種の対象者にあっては、外傷等によるケロイドの認められる者
  • B型肝炎の予防接種の対象者で、母子感染予防として、出生後にB型肝炎ワクチンの接種を受けた者
  • ロタウイルス感染症に係る予防接種の対象者にあっては、腸重積症の既往歴のあることが明らかな者、先天性消化管障害を有する者(その治療を完了した者を除く。)及び重症複合免疫不全症の所見が認められる者
  • その他、予防接種を行うことが不適当な状態にある者

また、接種に注意を要する者は次のとおりです。

  • 心臓血管系疾患、腎臓疾患、肝臓疾患、血液疾患、発達障害等の基礎疾患を有する者
  • 予防接種後2日以内に発熱があった者及び全身性発疹等のアレルギーを疑う症状を呈したことがある者
  • 過去にけいれんの既往がある者
  • 過去に免疫不全の診断がされている者及び近親者に先天性免疫不全者がいる者
  • 接種しようとする接種液の成分に対してアレルギーを呈するおそれのある者
  • BCG接種の対象者にあっては、過去に結核患者と長期の接触があった者その他結核感染の疑いのある者
  • ロタウイルス感染症の予防接種にあっては、活動性胃腸疾患や下痢等の胃腸障害のある者

A.予防接種による副反応の多くは、発熱したり、注射した部分が腫れるといった、比較的軽く、短期間で治るものです。ごくまれに、重いアレルギーなど、重症の副反応が起きることがあります。
日本では、ワクチンの安全性を確認するため、ワクチン接種後に生じた症状について継続的に情報収集を行っています(副反応疑い報告制度)。
また、収集した情報について、国の審議会(副反応検討部会)で報告し、定期接種として広く皆さまに接種していただく上で安全性に問題が無いかを専門家が評価しています。
なお、万が一、定期接種のワクチンにより健康被害が生じた場合に備え、健康被害救済制度を設けています。

A.接種後30分以内にアナフィラキシーショックという、とても強いアレルギー反応を起こすことがあります。どの予防接種を受けた場合でも接種後30分間は、子どもの様子を観察しましょう。高熱や異常な反応が現れた場合、速やかに接種医の診察を受けてください。
また、接種当日は激しい運動は避けましょう。当日の入浴は差し支えありませんが、接種部位はこすらないでください。
接種後、生ワクチンでは4週間、不活化ワクチンでは1週間は副反応の出現に注意しましょう。副反応が疑われる症状が出た場合は医療機関を受診し、医師にご相談ください。

A.2種類以上の予防接種を同時に接種しても、有効性や安全性は単独で接種した場合と変わりません。通院の負担が減ることから日本小児科学会も推奨しています。
生ワクチンについても医師の判断のもと同時接種が可能ですが、同時接種しない場合は27日以上の間隔をあける必要があります。

A.かぜ、手足口病、伝染性紅斑、突発性発疹などの感染症であれば、回復すれば接種が可能です。回復後の体調の安定をみるために治癒後1週間から2週間ほどがおおよその目安となりますが、明確な基準はありません。
感染によって免疫状態が一時的に低下すると考えられている麻しんのようなウイルス性疾患では治癒後4週間程度、風しん、おたふくかぜ、水ぼうそうなどの場合には治癒後2週間から4週間程度の期間をおいて接種します。
不安なことがある場合は接種前に医師とご相談ください。

A.接種後早期に発熱などの症状があった場合は、次の予防接種後にも再度発熱などの症状が現れることがあるため、このような方は注意が必要です。軽度の発熱であった場合には2回目以降の接種を行うことができますが、高熱の場合はお子さんの年齢や疾病の流行状況などを総合的に判断する必要があります。接種前に必ず医師と相談してください。

A.ワクチン接種を忘れていることに気が付いた時点で、定期接種の対象年齢内であれば残りの接種を早く済ませるようにしてください。対象年齢を超えている場合は、任意接種(全額自己負担)を検討し、医師にご相談ください。

A.手術や病気の治療がある場合は、予防接種を控えた方がよいこともあるため、かかりつけの医師とよく相談してください。長期にわたり療養を必要とする特定の病気で定期接種を受けられなかった場合は、定期接種として受けることができる場合があります。詳しくはこちらのページをご確認ください。

A.母子健康手帳をご確認ください。マイナンバーカードを持っている方はマイナポータルで過去5年間の接種歴を確認いただけます。それでも不明な場合は、保健センターまでお問い合わせください。

手続き関係

A.本市では月1回実施の予防接種手帳交付会で予診票を交付しています。対象は、交付会の前々月出生児と前月転入児(7歳6か月未満)です。対象の方へは月初めに案内ハガキを送付しています。
交付会に都合がつかない方は、別日に個別交付することも可能ですので、必ず保健センターまでご連絡ください。
転入された方で、急ぎの予防接種がある場合も保健センターまでご連絡ください。

A.どちらでも構いません。予防接種手帳交付会では、赤ちゃんの身長と体重を測ることもできるため身体測定を希望される方は連れて来てください。また、相談内容によっては赤ちゃんを実際に見させていただく方がお答えしやすいこともあります。

A.「大和高田市子育て支援アプリ」から予防接種スケジュールを登録いただくと、予防接種の予定にあわせてプッシュ通知が届きます。
予防接種手帳に小学校6年生までに受ける予診票がつづってあります。
子宮頸がんワクチンについては、毎年中学1年生の女子を対象に予診票を送付します。

A.市内の予防接種委託医療機関で受けることができます。市外または県外の医療機関で予防接種を受ける場合は、事前に手続きが必要です。詳しくはこちらをご確認ください。

A.市外の医療機関で接種を受ける場合は、年度ごとに手続きが必要です。承認期間が過ぎた場合は再度手続きが必要となりますので保健センターまでお問い合わせください。

A.母子健康手帳と予防接種手帳(予診票)を持参してください。予診票は必ず保護者(父または母)が黒色ボールペンで記入してください。保護者自署欄は、接種に連れていく保護者のフルネームをご記入ください。

A.定期接種の対象年齢内であれば、保健センターで再発行が可能です。事前に保健センターへご連絡のうえ、母子手帳と本人確認書類を持って保健センターで手続きをしてください。

A.子どもの予防接種は保護者の同伴が原則必要です。やむを得ない理由により保護者が同伴できない場合は、受ける予防接種をよく理解したうえで、子どもの健康状態をよく知っている親族へ委任し、その親族が同伴することで接種を受けることができます。
その際、予診票の自署欄には保護者の自署と同伴される方の自署をご記入ください。
※委任状が必要です。(委任状はこちらから(PDFファイル:54.9KB)ダウンロードできます。)

A.市内転居の場合は、手続きは不要です。新しいものを希望される場合は、保健センターにご連絡ください。また、市外に転出された場合は大和高田市の予診票はご利用いただけません。転出先の市町村で予診票の交付を受けてください。

A.重複接種を防ぐために、前市町村での接種歴を確認する必要がありますので、再度転入された場合は必ず保健センターにお問い合わせのうえ手続きをしてください。

ワクチンごとの質問

ロタウイルスについてはこちらのページをご確認ください。

5種混合ワクチンについてはこちらのページをご確認ください。

小児の肺炎球菌ワクチンについてはこちらのページをご確認ください。

B型肝炎ワクチンについてはこちらのページをご確認ください。

BCG(結核)ワクチンについてはこちらのページをご確認ください。

水痘ワクチンについてはこちらのページをご確認ください。

この記事に関するお問い合わせ先

保健部 健康増進課

大和高田市西町1-45(保健センター内)
電話番号:0745-23-6661

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